7~12歳
学校歯科での指導
小学生の頃に正しいブラッシングの習慣を付けなければ、 大人になってからも健全な口腔環境を保つことができません。正しいブラッシングの習慣を身に付けてもらうために、 当院では実際に学校に出向いて適切なブラッシング方法を指導しています。 そして、指導後の正しいブラッシングで磨いた後の口腔環境の変化を自分自身の目で確かめてもらっています。
野口歯科医院では、「正しいブラッシングを継続していけば、必ず結果が付いてくる」 ということを知ってもらうためにいくつかの小学校と中学校の学校歯科を担当し、 当院の歯科衛生士とともに指導しています。同じ学区内の生徒さんを継続指導しているため、 小学校の指導効果を中学校で確認できるのは健康な歯を守るために大変有効です。
永久歯の初期虫歯
永久歯の初期虫歯であれば痛みはほとんどなく、1回の治療ですべて終了します。 永久歯の初期虫歯は、なるべく歯にダメージを与えないようにレーザー治療機などの 振動の少ない機器を用いて虫歯部分のみを削り、樹脂を充填します。 その際に金属はアレルギーの原因になるのでなるべく使用しません。 代わりに白いインレー(セラミック)やコンポジットレジンを詰める治療をおすすめしています。 セラミックインレーやコンポジットレジンは、見た目の上で天然歯と差がなく金属を含まないので、 金属アレルギーが起こる心配はありません。コンポジットレジンによる補綴は保険治療の際、最もよく行なわれる治療法です。
先天性欠損歯は「単に歯がない」というだけではなく、さまざまな問題を発生させます。 前歯、奥歯ともに咬み合わせが悪くなることはもちろん、顎の骨の正常な発達の妨げにもなり、 顎の変形、顔貌の変形を引き起こすケースも考えられます。できるだけ早めに医院へ相談して治療しましょう。